今回は黒石陽子先生。先生の研究テーマは、「人形浄瑠璃、歌舞伎、草双紙」など。
草双紙は絵本とも呼ばれているそう。江戸時代にも絵本があったとは! 草双紙の「草」には、草野球というように「一般」とか「本格的ではない」といったニュアンスが含まれていて、駄菓子の「駄」にも通じます。
そんな江戸の一般庶民の娯楽文化は、複製印刷技術の発達や歌舞伎や人形浄瑠璃といった演劇の進む興行化などが相互に結びついていくことによって、 華やいでいきます。それらの様子からは、現代のメディア社会の原型を感じることができるはず。であるからこそ、これからのヒントも導き出せるかも。
江戸時代の庶民文化の深層はどのようなものか?それを通すと現代はどう見えるのか?草の根的な文化のあり様は? 詳しい方も、そうでない方も、是非お気軽にお越しください。
●トークゲスト
石黒陽子教授(東京学芸大学・人文社会科学系)
●マスター
藤井健志 教授(東京学芸大学・人文科学講座/元 副学長)
●聞き手
熊井晃史(東京学芸大こども未来研究所・とをがギャラリー)
- 日時
- 12月20日(金)19:00〜21:00
- 会場
- 東京学芸大学図書館カフェnote cafe
- 参加費
- 1,500円(ワンドリンク付き)
学生は500円
※事前にお申し込みの上、当日受付にてお支払いください。 - 申込
- 専用フォームよりお申込みください。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/0f6baef4641434
主催:まちのカルチャーカフェ・プロジェクト
協力:東京学芸大学、東京学芸大図書館カフェ note café
後援:小金井市