第1回、2回と、定員を大きく超える方が集まっているまちのカルチャーカフェ。
3回目となる8月1日は、「これからの働き方、働くこと考」をテーマに開催しました。
今回の聞き手は、東京学芸大学教授で建築・デザインを専門とする鉄矢悦朗先生。
話し手は、鉄矢先生がかねてからもっと話をしたいと思われていたという方、
ビジネス教室の経営などを行う駒谷誠さんです。
働くとなった時に、"手に職"と思っている人も多いですが、
それを疑ってみないか、というのが今回のテーマです。
働くというと、多くの人にとっては企業への就職や、
特別なスキルを使って稼いでいくこと、
そしてカルチャーカフェの会場となっている東京学芸大学の学生の多くにとっては、
教員になることが、まず頭に浮かぶ選択肢かもしれません。
まず、働くとはどういうことなのか、仕事として何をしていくのか、
そんなことを考えていくきっかけについての話からはじまりました。
続いて、参加されている全員に向けて、
豊かさって何だろう、豊かさと仕事との関係とは、という問いかけが投げられました。
人との繋がりや人間関係、コミュニティのあたたかさ、
したいことができているか、お金など、
テーブルごとに様々な思いや考えがあがります。
最後には、"これからの働き方、働くこと考"というテーマを踏まえ、
キャリア教育という視点から考えました。
働くこと、子どもたちの将来を考えるときに、
いつの間にか当たり前になりつつあった固定観念が揺さぶられる2時間となりました。
次回は9月12(月)に開催!
テーマは「小金井と文学──大岡昇平が歩いた“はけ”の道」です。
東京学芸大学の正木賢一准教授が、フリーライターの二階堂尚さんからお話をうかがいます。
さらに、ゲストとして詩人・富永太郎の甥で元小金井雑学大学学長の富永一矢さん、
NPOアートフル・アクション事務局長の宮下美穂さんもお迎えします!
ぜひご参加ください◎